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2005/06/13(Mon)
第3話 ドキドキの瞬間


晴れてタキガワともども無職になり、今日から自由人である。
本日をもってゲーム開始である。

自由人は暇をもてあます。暇だとそれはそれで、退屈だ。
また年がら年中特定キャラと話していてもウザがられるだけでそれ以上ではない。
NPCが飽きるように人間も飽きる。一番の肝要は適度な距離感といえよう。

このゲームには時間を潰すコマンドがいくつかついている。
一番いいのは、ぼーっとするだ。中でも哲学するコマンドを使うと一時間が吹っ飛ぶ。
また、寝るコマンドもある。これを使えばぐーぐー寝れる。2、3時間は時が飛ぶ。
 これらのコマンドをかけまくって、ゲームを進めたい。
というか戦闘大好きプレイヤーもこのコマンドを使いまくって、楽しく遊んでもらいたいものである。

え、訓練? 高い能力や技能なんて、今回のゲームではいらないので、別段訓練はしないのである。

かくて、1時間に一回の割合でキャラと話し、時間を飛ばし、
飯時になると料理をしてみる。配給食も料理食も、今のところ豪華である。
料理は失敗ばかりで、うーむと考える。

まあいいか、いずれはタッキーに食わせよう。

時間がどんどん進む。30分ほど遊ぶと、半日ほどすすんだ。
都市船に接近し、どうやら敵の哨戒網にひっかかったらしく、戦闘が発生する。

我がキャラ舞踏子ちゃんはこの頃寝ていた。
寝るのが好きな子なのである。
起きて、インフォメーションがアラートをがなりたてる。
上からぱらぱらとなにかが降ってくる。
廊下に出てみればトイレ帰りなのか、何名かが全力で走っていた。

うむ。いつもなら意気揚々と×ダッシュかけるところだが、現在は無位無官である。
走ってもしょうがないのであるいていくことにする。
あら。どこかで浸水までしてるらしい。
覗きに行こうかとも思うが、おぼれて死んだら嫌なので、自粛する。

非戦闘員の集合場所についた。食堂である。
この場所はバイタルパートの真ん中で戦闘指揮所(CIC)の直下にある重防御区画なので結構安全性が高い。

とはいえ、戦闘に関与できないというのは、ドキドキである。
NPC任せで、言い方変えれば、運ゲーだからである。
失敗したらこの連載どうしようとドキドキしながら待ってると、なんだか本当にドキドキしてきた。
あら、これが恋かしら。

食堂に火災発生+浸水で全員死亡したら大笑いだなと思いながら待つ。
タキガワは不安そうである。戦闘に勝つかなというので勝つと根拠もなく答える。
信用できないとか言いやがるのでヤガミがいる、と言い返したらまったく信用できないと言われた。

そうかも。 5、6分後、ヤガミ艦橋でぶっ倒れたらしい。あいたたた。
ダメだあいつは艦長になったらリストラしようと考える。
いや、奴をパイロットにしてやるのもいいかも知れない。

ゲーム内で90分後、戦闘終了。どうやら我が艦がかろうじて勝利したらしい。
こりゃしばらく退屈しなさそうだなと、思った。

<続く>

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