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2005/06/20(Mon)
第8話
ちょっとタキガワ死んでしょぼんだったので気を取り直し、心機一転ゲームするのである。
新しい部署は甲板長。
火星の海のそれは、名前だけ残っているようなもので実際はダメコン要員の一人として有事の際に修理仕事するものである。
ちなみに入れ替わりになったグランパは、暫定的に飛行隊の整備にまわす。
有事の際に駆けずり回るという点では今とあまり変わらない気もするが、きちんとした部署がある以上は普段からその面倒も見なければならない、と言う点が異なる。
仕事に専念し、現実時間で30分ほどで、おおよそ完璧なコンディションにする。
ついでに、調子悪そうな別部署もあれやこれやで修理する。無職プレイを楽しんでいる間に結構、船にガタがきてる。
特に一度火を吹いた魚雷室周辺はひどいもので、これの復旧はNPCだけなら現実時間で6時間くらいはかかりそうである。
ついでに人間のコンディションもよくしようと、コーヒーだの食料だのを持ち歩き、よれよれの人がいたら渡すことにする。
おお、現実世界ではダメ人間だけど、ゲームじゃ真面目を絵にかいたようだと、思う。
これもゲームのいいところ?
目的があって歩き回るのはいいね。
お、エレベータホールでハリーと恵が話あってるぞ。
ハリーが呼び止めた感じだ。
ハリー:「頼みがある……君の過去を教えて欲しい」
恵:「いろいろあってね……」
(ハリー、突然上機嫌になる)
ハリー:「そうか」
恵:「うん」
絵面としては凶悪な人相のおっさんと美少女が話しているだけでこの犯罪者めという感じである。
さっそく何話してたのさと尋ねる。正確には、上機嫌の理由を尋ねる。すぐ答えが返ってくる。
ハリー:「先ほど、恵に過去の話を尋ねた。その時は、期待をした」
……おっさん……。
仕方ないのでチリペッパー入りのコーヒーを差し出す。
ありがとうと礼をいって飲み、顔をしかめるハリー。
調子はどう? と尋ねると、そのまま黙って飲み干す。
そんなこんなで、天国のタッキー。私は結構うまくやってます。
<続く>

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